まちの中に息づく、香風先生の筆
- Tomoko Orikawa
- 13 時間前
- 読了時間: 2分
こんにちは八王子書道会です。
今週21日(土)と25日(水)は第4週のため、お稽古はお休みとなります。
先月の記事(https://x.gd/oN9Uo) の続きとなりますが、今日はあらためて、私たちの礎を築いた先生のお話をお届けします。
「八王子書道界の天皇」と称された菅沼香風先生(1897~1982)
教室に飾られている肖像画をご覧になったことはありますか。
雄風先生のお祖父様であり、八王子の書道界を切り拓いた菅沼香風先生 です。
香風先生は、単に優れた書家であっただけではありません。
八王子における書道教育の礎を築き、多くの後進を育て、地域文化を支え続けました。
その功績から「八王子書道界の天皇」とまで称えられています。

実は、私たちの住む八王子には、香風先生の書が今も数多く残されています。
石に刻まれ、風雪に耐えながら、静かに語りかけてくる文字たちです。
代表的なものを挙げると――
千人同心屋敷跡
千人同心 顕彰碑
大久保長安 一里塚
八王子城跡
下原刀鍛冶発祥の地
滝山城址
ほかにも、市内の史跡や石碑に数えきれないほどその筆跡が刻まれています。
書は紙の上だけのものではありません。
まちの歴史とともに在り、風景の一部となり、世代を越えて受け継がれていくものなのだと、香風先生の仕事は教えてくれます。
ちなみに、香風先生は八王子書道連盟の初代会長。
そして現在は、雄風先生が五代目会長を務められています。
脈々と続く書の系譜が、今もこの八王子に息づいているのです。
連休でお時間のある方は、ぜひお近くの史跡を訪ねてみてください。
石碑の文字を前に立つと、教室での一画一画が、また少し違って見えてくるかもしれません。




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